ひび割れ皮膜工法

微細なひび割れ（一般に幅が０.２mm以下）の上に塗膜を構成させ、防水性、耐久性を向上させる方法で、ひび割れ部分のみを被覆する工法。
　一般的な手順には、清掃 ⇒ プライマー 塗布 ⇒ 絶縁材 貼付 ⇒ 中塗 ⇒ 上塗 などの工程があり、既設コンクリート表面に被覆材料で保護層を設けてひび割れを補修する工法などがある。

ひび割れ部をＵ系またはＶ系カットし、その部分を有機系あるいは無機系の充填材で埋め戻す方法。ひび割れにそって約１０mm幅にＵ系またはＶ系にカットした後、カットした部分にシーリング材やポリマーセメントモルタル、レジンモルタルを充填する工法。

ひび割れに有機系または無機系の補修材料を注入して、防水性、耐久性を向上させる方法。手動式・機械式圧力注入工法、自動式低圧注入工法の２種類が有り、ひび割れの状態によって、それぞれの工法を採用します。圧力注入においては、補修目的と現場の乾湿に応じて充填材の選定ができます。

・エポキシ樹脂系
・ポリウレタン樹脂系
・セメント系