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コンクリート構造物・外観調査

目視によりひび割れ、浮き、剥落、ジャンカ、コールドジョイント等の変状を探し大きさや位置をスケッチ、写真で記録します。
 コンクリート劣化の原因を推定するために重要な作業であり、次段階の調査手法の選択の指針となります。

 
鉄筋腐食(量)の調査

鉄筋探査
電磁波レーダーによる調査

dia_red_1.gifコンクリートに入射させた電磁波は、電気的性質(比誘電率、導電率)の異なる物質により反射して戻ってくる。 その伝播時間から反射物体までの距離を計算し、その位置を特定します。        
dia_red.gif特徴        
電磁波レーダによりコンクリートの内部を探査します。探査深度は鉄筋の径により多少違いますが、概ね、180mm程度です。

電磁誘導による鉄筋探査

dia_red_2.gif原理    
  銅線を円形に巻いた試験コイルに交流電流を流すと、時間的に変化する磁束が発生しますが、 この磁束は試験コイルを貫いているので、試験コイルに起電力が生じることを利用した電磁誘導法の装置です。この起電力の強弱を感知し鉄筋位置 を測定する。さらに磁束の振幅の変化を読み取り鉄筋径を推測することができます。
dia_red_3.gif
特徴    
 ・ 鉄筋など導電性のある埋設物の検出に限られます 
 ・ 鉄筋の深さのほか径の測定が出来ます 
 ・ 検出深度は鉄筋の径によりことなり、φ16では120mm程度、φ26では200mm程度までです
 ・ 空洞やジャンカなどの物理的欠陥がある場合でも鉄筋の探査が可能です。 
 ・  指向性が乏しく周囲の磁性体の影響を受けやすいため、鉄筋のかぶり厚さより配筋ピッチが密な場合には測定が困難になります。  
 
       

コンクリートのハツリ取りによる鉄筋の腐食度調査

コンクリートをハツリ取り内部鉄筋を露出させて、鉄筋の腐食状況や鉄筋径の測定をして、鉄筋の健全度判定を行います。(写真は粉塵の出ないコアボーリングで鉄筋の手前まで削孔した施工例)

自然電位法による鉄筋の腐食度調査

自然電位法とは、コンクリート中の鉄筋が腐食することによって変化する鉄筋表面の電位を測定することで、鉄筋腐食の可能性を評価する非破壊調査です。 
測点は構造物表面に10〜20cm間隔の格子状に設け、計測結果から、電位と測定位置を面的に表した電位分布図を作成します。なお、電気的導通のためコンクリートを一部はつり、鉄筋を露出させる必要があります。